大ばばと小ばばのダブル介護と主夫日記

70年代に15から25を過ごしたリタイアおじさんの要介護の母と妻ダブル介護生活

いろんな助け

大ばばのリモート面会に行ってきました。今回は前回と違ってほとんど声を出さなくて黙ってる状況でした。ボケが進行してるのじゃないかと思われます。

横から看護師さんが、ちょっと発熱しておなかもゆるくて調子よくないみたいです、とのことで。こちらの声は聞こえて認識しているようですが、声を出してくれませんでした。いずれにしてもコロナのためにリアルに顔を見て声がけできないのはきびしいです。日本中の入院患者とその家族は同じ思いを持っていることでしょう。

酸素飽和度は高く肺炎ではないようですが、なぜ発熱しているのかはっきりしませんので心配ではあります。前回は介助されながらトイレに行ってるとのことでしたが、ここしばらくは動けないようです。

入院して状態が改善しているとは言えないまま2ヶ月がたってしまいました。一般病棟にはあとひと月しかいられないのでその後を検討する必要があります。

今のところ、同じ病院に療養型病棟があるので、そちらに動く可能性が大きいです。主治医が私のダブル介護状況を知っていてくれて、大ばばを療養型病床で預かってあげようと言ってくれております。別の老人施設に動いても、今回のように急に熱発したりすると病院に回されることになりかねないのでここにいれるのはありがたいのです。

今回は運よく一般と療養が一緒になってる病院で助かりました。ありがたいことに主治医も同じ先生のようですので。感謝です。

 

母の世帯分離をしました。

亡くなった父と母でやっていた家業は稼ぎが少なく貧乏暮らしが続いてました。夜逃げしたくらいですから。そのために年金に加入しない(できない)ままで年を取りました。私たち夫婦と同居するようになった35年前からも、収入ゼロ、年金ゼロ、貯金ゼロでしたので、ずっとふたりを養ってきました。

親の介護は親の年金をまず充当するでしょうし、万一亡くなっても遺産相続でなにがしかのお金が入るというのが私の同世代ではよくある話ですが、うちはほんとになんにも無いので私達からの完全持ち出しになっています。

私達夫婦が今年から年金生活になってしまいましたので、ケアマネさんのおすすめに従い母をひとり世帯として分離しました。そんな手があったとは驚きでした。

もともと、収入ゼロで住民税非課税の母ですので、世帯的にはいわゆる最も裕福でないクラスとなり、いろいろな優遇措置が受けられます。健康保険自己負担、介護保険自己負担の上限額が非常に安くなり、入院時の食費も一食百円となりました。今月から病院の請求書の金額がぐっと安くなりました。助かります。

 

ということでいろんな助けを受けてやっていきます。感謝です。