大ばばと小ばばのダブル介護と主夫日記

70年代に15から25を過ごしたリタイアおじさんの要介護の母と妻ダブル介護生活

Only for my excuse....

介護してますと言いながらも、抜け出して趣味の世界に走っているわたしです。

音楽が好きだから少しはそういう自分の時間を過ごしてもいいのではないか、と思って行くのです、って言いたいところですが、趣味を口実に現実から逃避しているというのもあるあるなんです。

演奏している練習している時、片時もひとり置いてきた妻のことを忘れていないってのは嘘ですけど、気になりますし、心配でした。それでその間後ろめたさに苛まされているのです。

小ばばは海馬がだいぶやられていると思えて、倒れて以来、記憶が定着しにくいのです。なのでつらさも楽しさもその瞬間感じても次の瞬間には消え去っているので、こちらの思いとは関係なく常にニュートラルにしていますので気にする必要は無いとは思うのですが。

昨日、無事に大きな演奏会を終えて、小ばばに初めて終日の留守番をさせましたが何事もなく一日を終えることができましたので結果オーライでしたが、これからもそううまくいくかどうか。

 

そして今日は記念日。私達は1981年9月27日に結婚式を挙げました。なのでちょうど40年。ルビー婚式です。

昨日留守にしたこともあり(彼女はもう忘れているでしょうけど)、私の思いとして頑張って料理を作りワインを買ってきました。ケーキに文字も入れてもらいました。

我ながら結構おいしくできて、彼女もおいしそうに食べていました。こないだから40年だよ、と話していたのですけど、今朝伝えると、そうなの?と言ってましたので、デイサービスから帰ってきて料理を見てどうしたの?の質問は想定通りでした。

 

心配したり、後ろめたく思ったり、楽しませようとしたり、それは結局自分への言い訳なのかもしれませんね。

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