大ばばと小ばばのダブル介護と主夫日記

70年代に15から25を過ごしたリタイアおじさんの要介護の母と妻ダブル介護生活

行ってしまった

今日はリモート面会で大ばばの顔を見てきました。あいかわらず病院LANでのタブレット面会です。

一時期ほとんど声を出さなかったので、しきりに呼びかけて反応を探ってました。ところが、前回あたりからよくしゃべるようになりました。いい傾向かと思っていましたが、どうやらそうではなさそうです。

今日は初めから、この人だれ?でした。私が名前を言って、あなたの長男、と言っても反応がありません。その上、なにやら不満げにブツブツ言ってまして意思疎通が難しくなってしまいました。

認知症が明らかに進み、ちょっと怒り系の妄言ぽいものになってきています。じかにそばで会えていたら少しは進みが悪かったのじゃないかと思いますが。もはや大ばばはどこかの世界に行ってしまったようです。5月の5類見直しで直接会わせてもらえるのかよくわかりませんが、もう手遅れかもしれません。一番近しい人間のことを忘れてしまうとは・・・

小ばばのほうは相変わらずですが、深夜、明け方に呼び出される頻度が増えてきました。のどが渇いた、寒い、トイレ、夢を見ておびえて、といろいろです。トイレも連れていくとすでに漏らしていたりして(おむつがあるのでだいじょうぶですが)なんのために眠い目こすって起きてきたのか、と思います。今のところ殺意を覚えるまでには至っておりませんがww。自分の睡眠が十分に取れない、階が違うので私が階段で転ぶ危険がある、など副作用は問題です。

このように介護はネガティブな方向に行ってますが、可愛い孫娘をだっこしたり、音楽作りに没頭したりしてなんとかバランスを保とうとしております。

自分が古希を迎える時がひとつの節目になるかなあと思ってはおりますが。