大ばばと小ばばのダブル介護と主夫日記

70年代に15から25を過ごしたリタイアおじさんの要介護の母と妻ダブル介護生活

リモート面会

入院中の大ばばとはコロナ対策のため面会を許されません。老人は入院するとだんだん認知症が進むということを聞きます。なのでできるだけ声をかけてやりたいのですがままなりません。

今の病院ではリモート面会のシステムがあります。iPadfacetimeでビデオ通話となります。たしかにリアルに面会できずネットで面会になるのですが、残念ながら院内リモートに限定されており、たとえば自宅からつなぐことは許されません。ですから病院まで出向いて、リモート面会用の部屋に通されてそこで通話します。部屋と言っても通路を区切ったようなものなので実際は通話内容は筒抜けです。

間違いなくiPad1枚だけしか用意されておらないようで、1週間から10日に一度くらいしか予約が取れません。

本日も行ってきました。私のことは認識しておりますし、LINEで私のスマホとつないだ弟の顔を画面に映してやるとそれもわかっているようでした。

うちに帰りたいとの訴えは毎度のことですが、なかなか会話が成り立ちにくくなってきています。

今日もうちには小ばばもいてそのおむつの世話もあるから結構たいへんなんだよ、と話したのですが、「それくらいのこと、お安い御用でやってあげる」などと申しまして・・・。「おまえのことが心配でずっと探していたんだよ。どこにいたの?」というようなことも言ってました。

肺炎も貧血も改善の方向のようですが、ひとりではなかなか何もできない状況は変わっておらず、新しい展開は望み薄でした。

小ばばの方は、ひとりで留守番(留守番と言ってもただ寝てTVを見てるだけなんですが)をさせるようにしています。というのも自分の地元楽団の演奏会が今月末にあり、指揮者としてずいぶん欠席しておりましたので、ここしばらくは、6時に夕食を食べさせられるように早引きすることを許してもらって毎週土曜に練習参加をしております。ですので、12時ころから6時前までひとりでうちにいさせてます。

一応、Amazon echoを使って、練習場所から呼びかけると何の操作も不要で会話ができますので、それで確認をしています。スマホにしてもなんらかの操作が必要で、それはちょっとむずかしいので、alexaはなかなか便利に使っています。こんど、カメラ画面付きのechoを買おうかと思います。すると映像でも確認できますからね。