大ばばと小ばばのダブル介護と主夫日記

70年代に15から25を過ごしたリタイアおじさんの要介護の母と妻ダブル介護生活

大ばばの部屋片付け

少しずつこの家に収まってる不用品を片付けていかねばなりません。

最大五名で住んだこの家も今や二人。その一人も私があてがうもの以外必要なものはありません。小ばばも大ばばも間違いなく二度と必要とならないであろう品物がいっぱいあちこちの部屋や納戸に収まっています。もちろん、私自身のものも。

少しずつやっていこうと、今朝は大ばばのもので外に出ている(収納されていない)ものを片付けようとしました。

ひとつずつチェックしていくとなかなか捨てる気持ちになれません。でもいらないものなんです。網かけの毛糸と編み針、服の古い型紙、裁縫道具、パッチワークの材料、端布の山、と言った大ばば得意の裁縫関連のものがいっぱい。未使用のループ編み針とか。なにやら書き込んだメモ類、筆記用具の山、付箋紙がいっぱいついた書籍など、つい最近までここで生活していた大ばばの存在証拠の山です。

その中に、大ばばの若くして亡くなった父親、私の祖父に当たる人、の詩のような日記の写しがありました。また、その祖父の父親の日記もありました。30代で亡くなった祖父のそれは日付が1927年あたりのものがあり、母の生まれる前になりますね。文学青年ぽい書きもので、微笑ましくもあります。捨てられないなあ・・・

 

などと、そういうものに目を通してしまって作業が進まず、今日はゴミ袋3つで断念しました。

 

まさに人に歴史ありですね。自分にとって大事でもほかの人には意味がないのがほとんどですが。

私も後で読まれて、微笑ましい、とか言われないように(苦笑)、書きためた日記類やいろんなデータは元気なうちに処分しないとまずいなと思いました。