大ばばと小ばばのダブル介護と主夫日記

70年代に15から25を過ごしたリタイアおじさんの要介護の母と妻ダブル介護生活

今年もいろいろ

2021年の2月から小ばばの自宅介護が始まり、3年近く経とうとしています。2021年夏には大ばばの様子がおかしくなり訪問医療、訪問看護のお世話になりつつ、大小のばばのダブル介護になりました。訪問医師が見かねて大ばばの入院を手配くださり、小ばばの介護に集中できるようになりました。

それ以降、ゆっくりと下り坂を降りるように小ばばの体調は衰えて行きました。

2年経った今年の春には、勝手に家を抜け出して帰れなくなり、また転倒して救急車で運ばれることもあり、2階での生活を断念して1階に居住空間を移しました。

5月にはコロナ騒ぎで(陽性ではなかったのですが)デイに通えなくなり相当大変でした。その後やっと1階での生活が安定してきたと思ったら9月に原因不明の嘔吐を繰り返すようになり、結局入院となってしまいました。この3週間の入院が決定打となってしまい、歩行困難、立ち上がるのも困難となってしまいました。

実はこの騒ぎの前から、立ったり歩いたりすることを怖がるようになっていて、そういう劣化が起こっていたのでしょう。それを一気に早めてしまう入院となりました。

その結果、在宅介護はかなり困難であるとケアマネやショートステイの方々の判断をいただき、私として苦渋の決断をして老健に入れることになりました。様子見の3ヶ月を経過しましたが、従前のように動けるようになっておらず、継続となってしまいました。

本当に今年も大変な介護の一年でした。断捨離と居室の引越し、救急車、入院、施設入所と目まぐるしく色々なことが起こりました。私も振り返ってみるとかなり無理をして頑張ってきたように思います。

今は介護フリーとなりひとりの時間を過ごしています。できることなら、小ばばのそばにいてずっと面倒をみてやりたいのです。一応は会話できますし、ご飯を食べさせたら美味しいと言ってくれますし。でも、今の彼女の状態では、物理的に相当な負荷が私にかかります。時間も相当制約されるでしょう。冷静な判断としては今の状態を継続するのが良いかと思うのです。でもね‥

2024年どうなるかなあ。どうするかなあ。