大ばばと小ばばのダブル介護と主夫日記

70年代に15から25を過ごしたリタイアおじさんの要介護の母と妻ダブル介護生活

ただの独居老人

大ばばは2年以上入院し、小ばばは老健でお世話になってひと月。

このブログも、タイトルの「大ばばと小ばばのダブル介護」状態は無くなってただの「(独居老人)主夫」日記となりました。しみじみと一人暮らしの静けさと寂しさを感じております。

病院も老健も、面会に大きな制限があり、大ばばには画面越しにしか会えません。もうすっかりすっかり私の事もわからなくなっています。せめて手でも握ってやれれば少しは違うのではと思うのですが。小ばばは面会周期が最低十日とされていて、なかなか合わせてもらえません。立ってよちよちでも歩けるようになれば迎えに行こうと思っているのですけど。

介護フリーとなって、何時までに帰らねばならないという縛りはなくなり、自由な時間が使えるようになりました。晴れ晴れとした気分とは、正直言えないですが、恐る恐る自由行動をとり始めております。演奏会のお手伝いを頼まれても今までは難しかったのが行けるようになり、年末までに2箇所、マンドリンとベースを弾きにいってます。絵を見に行ったり、コンサートに行ったり、孫娘に会いに行ったり、自由を実感しています。と同時に楽しくない一人暮らしも実感しているのですけどね。

掃除、洗濯、料理は元々嫌いじゃないので、手抜きしないでやってます。誰も褒めてくれないので自分で自分を褒めています(笑)。

さて年末年始は生まれて初めての一人かなあ。小ばばは帰ってこれるかな。一人だとおせち料理はどうしましょうね、と気の早いことを考えています。