大ばばと小ばばのダブル介護と主夫日記

70年代に15から25を過ごしたリタイアおじさんの要介護の母と妻ダブル介護生活

献立

2月の末に小ばばは退院してきてまだ(もう)2ヶ月あまりたちます。

最初はすべてのトイレに付き添って夜中に何度も起こされるという悲惨な状況でした。それを考えると今はトイレは「一応」自分で行ってくれるようになって大変楽になりました。寝所も分けられるようになりほぼ落ち着いた夜を過ごせるようになってきました。とは言え、2日に一回くらいはよくわからない理由で夜中に起こされますけど・・・

そういった上で、やはり日々の家事はなかなかひとりでこなすには重いところもあります。掃除、洗濯、料理いずれもちゃんとやるとなると大変です。まあ、年金生活者なので時間はあるといえばあるのですが、起床して寝るまでに家事で使う時間の積分値は8時間にはもちろんなりませんが、間欠的に発生するので落ち着いた時間を持つことができません。まだまだうまくやれないのが悩みです。

Begin

自分が起きる・着替える→朝食の準備をする(これも効率的なルーチンが確立しておりません、冷めないように卵を焼き、パンを焼き、コーヒーを2種類入れ、野菜、フルーツ、ヨーグルトを用意し、納豆をかき混ぜ、を3人分)→ちょうどよいタイミングで小ばばを起こす→大ばばの部屋に朝食と仏壇用のお茶を届け・起こし・仏壇に線香をあげ・シャッターを開け・カーテンを開け・朝刊を取りに行って大ばばに渡し→2階に戻り、小ばばに食べさせる→自分も食べる→小ばばのバイタルデータを取る→小ばばに歯磨きさせる→1階の食器を回収して皿洗う

デイがあれば連絡帳を書き、デイのお着替えを確認し、そこから洗濯機を回し、送り出してから、自分は歩きに出る。歩きから帰ると洗濯ものを干す。

そのあと、昼に何を食べさせるか(大ばば)、夜の献立を冷蔵庫の中見ながらネット調べつつ決定。

End

この間、6:30から10:30くらいまでかかることがよくあります。デイのお迎え待ち時間が結構ロスタイムになります(迎え来るまで歩きに行けない)。

 

最近instagramに上げつつも、そのレパートリーの貧弱さに嘆息するのが夜のご飯のことです。1週間に一度食材の買い出しをするというのがマイルールなんですが。ただし、食パンやヨーグルトなどは途中で買い足さねばなりませんが。まとめ買いをするときに選ぶ食材がどうしても似たようなものになってしまいます。なにか変わったものを作ろうとしてその材料を買いに行くという行為はしないのでしょうがないですが。これを食材ドリブンな献立と呼んでいます。何を食べたいかではなくて、あるもので何を作るかということになります。たまに料理するなら、作りたいものに合わせて買い物するでしょうけど、毎日となると例外処理は大変なので。

なので毎日のように食材で検索してヒットしたもので少し変わったものを作るという感じです。ですが、さすがに同じ食材ですと代わり映えがしなくなり、似たようなものばかりになります。一般の主婦・主夫さんたちはどのようにしのいでいるのでしょうか。知りたいところです。

1週間まんべんなく食材が使えるように冷凍も活用して、お肉、お魚は言うに及ばず、野菜も冷凍保存しています。もちろんご飯も一度に多めに炊いてそれを冷凍しています。作り置きのことも考えましたが、同じものが週に2回以上出てくるのは嫌なので、毎回作ることにしています。

マイルールはもうひとつ、惣菜を買ってきて並べたり、冷凍食品チンしたり、出前取ったりはしたくない、があります。なぜか?高くて大して美味しくないからです。

となると妙案は無いのでしょうねえ・・・・・

 

大ばばのボケが進んで、毎日、市報を手に、ワクチンはまだかね、と聞かれて、すでにクーポン券は届いていてあとは予約競争に勝たねばならない、と説明するのですが、さすがに毎朝毎晩聞かれると、こちらも頭に来てしまいます。

 

そんなこんなで家事の手抜きではない効率化の方法を考えないと、自分のやりたいことができない、というかやる気が削がれてしまって、単調な日々の繰り返しに埋没しそうです。