大ばばと小ばばのダブル介護と主夫日記

70年代に15から25を過ごしたリタイアおじさんの要介護の母と妻ダブル介護生活

おでかけ

毎日のように続けている5キロのウォーキングですが、今朝は何やら疲れが腰と肩にあってその気になれませんでした。そういうことに結構罪悪感を抱いてしまう性格なので朝から気分がよくありませんでした。

花粉症もピークのようで目と鼻がつらいので余計気分が滅入ります。先日耳鼻科に行ったのですが、くすりは点鼻薬のみで飲み薬はもらえませんでした。咳喘息の傾向があってその薬を飲んでいるために出せないということでした。なので我慢するしかないようです。

しかし、このところ妻の夜中の頻尿が収まり、1回しか起こされなくなり、それがずいぶん楽になっていますので、喜んでおります。別室で就寝して用があればベルを鳴らすようにしていたのをやめて、彼女のベッドの横に布団を敷いて寝るようにしたのが効を奏したのかもしれません。

今日は曇り空だけどたまに陽がさしたりして春っぽい陽気でした。それで退院後初めて、つまり半年ぶりにお出かけしてみました。平日の昼間なので空いているだろう近所のショッピングモールへ行ってみました。何着かトレーナを購入しました。ちょっといい感じでした。歩き方は危なっかしいですが、ほんとにトイレ問題を除けば普通に近く見えるんですよね。なんとかトイレがもとに戻らないかなあと強く改めて思いました。

先日書いたように、明日からショートステイのお世話になります。4泊5日と長丁場なのでちょっと心配ではあるのですが、私の人間ドックと完全リタイア前のひと仕事が重なってしまったので仕方ないです。

それでも大ばば様は、ショートステイどころかデイサービス完全拒否のため、早朝にでかける場合も朝昼晩三食を用意せねばなりません。もし私が泊まりで出かけることになったらお手上げです。小ばばは従順で陽気ですが大ばばは頑固で陰気。これまた頭の痛いことで。

かすかに見えるかな

3月6日になりました。小ばば退院から8日目。初めてのことばかりで驚きの日々です。ですが、少しずつではありますが落ち着きというか、対処法のコツらしきものが見えてきた気がします。

朝2階で洗濯の準備をしていたらいつの間にか顔を出しました。ひとりでトイレを済ませて2階に上がってきたのです。できるじゃんか!と口に出してしまいました。もちろん左手が不自由なのでパンツがちゃんと腰まで上がってませんでしたが。やれることは手をできるだけ出さずにさせるのがよいのかなと思いました。

あと、トイレに行くときはすべておしっこがしたいと言っていくのですが、その逼迫度合いが強いときは大きい方だというのがわかってきました。おかげでトレーニングパンツを汚さずに排便できることも増えてきました。そばで様子を見ていないとだめですが観察が大事だなと思ったわけです。こういうことはやはりずっとそばにいる家族でないと難しいでしょうね。

夜中の頻尿も少し落ち着いて1,2回になってきましたし、私自身がついていかなくても声をかけて指示してやればなんとかなることに気づきましたのでずいぶん睡眠不足がマシになった気がします。

午後からは少し長めに散歩しました。

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近くの公民館前で

進むしかないですね。

来週は自分の用事のためにショートステイに数日お世話になります。せっかくリズムができてきたのに少し心配です。

3月4日

妻の退院から明日で1週間。悪戦苦闘は始まったばかりです。あんまり考えたくないけれど、これがずーっと継続するのですねえ。

状況の改善に一縷の望みは捨てていませんが半年間専門家にまかせて改善しなかったとすると並大抵のことではないでしょうね。

ですが、改善とか学習の効果を探してしまいます。

いつも同じ話題になりますが、トイレもなんどかみているうちにひとりでも大丈夫そうな気もしたりして期待するのですが、正常ルーチンしか走らないので、便座に蓋がしてあるかしてないかでもうだめになってしまいます。なのでひとりでやらせるのはまだまだ無理そうです。

それでもズボンの上げ方とか階段の昇降とかに学習効果が出ているように思えるのです。あきらめずにがんばります。

また食事も普通食でおいしく食べれるのが排泄に良い効果を生んでるようにも思えるのです。

夜中の頻尿が最も困りますが、これも横に布団を敷いて同室で寝て、トイレで起きようとする時にその場で、「漏れそうじゃないならそのまま寝なさい」といえば実際にトイレに行く回数は減りました。その度に起こされるのは変わらないですが、幾分楽になりました。

ということで、老健に入れたほうがいいと忠告されておりますが、可能性を信じてもう少し頑張ろうかな。

妻の銀行口座を集約するため、今日はひとつの銀行で解約できました。本人がそこにいれば意思確認も無く、すべて私が処理できたのでほっとしました。もうひとつ別の日に行きたいと思います。外に連れ出したのは初めてでしたがよろこんでましたのでまた機会を見つけようと思います。

大ばばの方は相変わらずですが、デイサービスに行ってくれないので、出張リハビリを頼んでいます。小ばばよりもよほどしっかりしておりますが、ボケ症状は進んでいます。短期記憶が全然だめになっていて。リハビリの日を全く覚えられなくて。

来週は私自身のイベントが複数ありまして、ショートステイをお願いすることにしました。環境が変わると覚えたことがリセットされてしまいそうで心配ですが。

 

 

 

なかなか厳しい

妻の退院から4日目の朝を迎えました。

昨日はデイケア初日で、しっかりとリハビリしてもらったようです。嫌がる様子もなく楽しんできたようで良かったです。

まあまあ普通に会話できますし昔のことは覚えてます。薬の名前は専門家なのでわかっています。食事も、こちらが減塩、減カリウムに留意して料理しても、美味しいと食べております。

このように順調に介護生活が始まりました、と書きたいところですが😔

やはりトイレは厳しいです。今朝まで、12時、2時、3時、5時と呼ばれました。

5時は下剤が効いた結果でしたので手間がかかりました。一昨日よりはわたしの手際が少し改善したように思いますが。

いずれにしてもこのトイレが辛いです。ちゃんと寝れないので疲労が取れません。

なかなか厳しいなあと。これをずっと続けるのは無理かなあ。気持ちとしては施設に入れるのは不憫で可哀想なのでと言う思いが強いので改善の方法がないか専門家に相談かな。

 

眠い。

 

これが現実

小ばば介護3日目になりました。

夜中にトイレで起こされることもなく朝の5時に今日初めてのトイレ誘導してもう一眠り。と思ったらまたトイレ信号。

昨夜飲ませた下剤が効いたのか駆けつけてトイレで脱がせると既にオムツの中にたくさん。

結婚40年目にして、いや人生初のおしり拭き、前から後ろから。妻の羞恥心はもう存在しないようです。不憫です。でもこれが突きつけられた現実です。

汚れたオムツの処理に手間取りました。簡単に手で切れることも知りませんでした。うちの街ではそのまま捨ててはいけないこともわかりました。事前におしり拭きのシートやゴム手袋など準備していたのにこちらがパニックになって右往左往でした。

もう少し場馴れしないといけないようです。まあ馴れたくもないけど。

できるだけ本人の気持ちの良いようにしてやろうとは思います。

いずれにしてもうちにいるときは目を離せないということだけは確かですね。3月いっぱいで完全にリタイアですが、あと数回は職場に出ねばなりません。そのときはデイサービスでなんとかなるとよいのですが。またコロナ禍で減っている趣味の活動は土日中心で果たして継続できるのか心もとなく思います。

いずれにしてもまだ始まったばかり。要領が悪くて朝のルーチンをこなしてトイレの世話をしてたらあっという間にお昼の準備の時間でした。ルーチンの最適解に落ち着くまでもう少しがんばります。

大ばば様は相変わらずお風呂に入ってくれませぬ。もう1週間たちました。デイサービス絶対拒否なのでうちでなんとかするしかないのですが、言うことをききません。着替えもなかなかしないので困っております。この大ばばと付き合って66年。昨今は下着は念入りに洗わないといけないことに気づき洗濯機に入れる前にゴシゴシやっております。これも世話のかかることですが、まだ自力でトイレ食事はやってくれるのでよしとしましょう。

毎朝のルーチン

起床ートイレーバイタル測定ー着替えー妻と母を起こすー妻のトイレの世話ー

母の朝食から準備(ロールパンにハム・チーズ・小さいオムレツ、バナナときゅうりスライス、トマト(歯が悪いので皮むき)、コーヒー)ー仏壇のお茶を用意ー母の部屋に朝食を運び仏壇に線香とお茶ー

妻を着替えさせてバイタル測定してダイニングに誘導ー

妻と自分の朝食を準備(妻はトーストにジャム、自分はハムチーズオープントーストにオムレツ載せて、副菜は自分はバナナとトマトときゅうり、妻は禁バナナのためきゅうりとトマトのみ、ドリップコーヒー)ー

母と妻に食後の服薬をさせるー妻をベッドに誘導ー

自分は洗濯物を洗濯機に入れてーウォーキング出発ーウォーキングから帰宅ー洗濯物を干すー着替える

このルーチンに割り込み処理で予定外トイレ処理などが入りますww

朝食の準備あたりが改善の余地ありですね。

ダブル介護生活始まる

半年間入院していた妻がついに帰宅。

いくらかの改善を期待したけれどほぼほぼ進展は見られぬまま帰ってきました。

脳梗塞により左半身に麻痺が残り、軽い失語症があり、何より高次機能障害のため基本ルーチンができなくなっています。そのため、要介護3の認定を受けました。

コロナ禍のため、入院中はほとんど会えぬままいきなりの介護が始まってしまいました。想像以上に深刻です。一番の問題はトイレ。脱ぎ履きができないので見守りと介助が必須です。これはほんとに問題。便意はちゃんとありトイレまでは歩けるのですが肝心のところがダメ。

留守にできるのは2時間でしょう。

デイサービスのお世話になる予定ですが毎日ということにはなりませんので。

もうひとりは母。要介護1です。トイレ食事は自力でできます。話もできます。しかし物忘れがひどく頑固さがますますひどくなってきています。朝昼は上げ膳据え膳、洗濯は私。こちらも長くは留守にできません。食事作り置きしても食べるのを忘れたり置いてある場所を忘れるので気が気ではありません。さらにデイサービスを絶対拒否なのが困ります。

と言うことで今日から母に加えて妻もみていくことになりました。ダブル介護生活の始まりです。

ここにはいろいろ愚痴を書くことになろうかと思います。コメントいただければ幸いです。