大ばばと小ばばのダブル介護と主夫日記

70年代に15から25を過ごしたリタイアおじさんの要介護の母と妻ダブル介護生活

変わりありません

月に一度、訪問医に来ていただいている。様子を見て、バイタルデータを取り、毎日飲ませている薬の処方一月分を書いてもらう。

どうですか?と聞かれるけど、前月との差異は特段ありません、と答える。微視的には変わりありませんと言うことになる。

それがずっと続いているのだけど、しかしながら徐々にダメになっていることは否めない。

去年との差異で見れば、尿意がわからなくなっている。さらに、最近まで間に合わないこともあっても便意を口に出していたけれど、今日はテレビを見ながら笑っているのでオムツ見ようかと近づいたら、シャツもズボンもシーツも汚れていた。水分の多いのを気づかずに漏らしていた。

たしかに1年前は自分でトイレに言って用を足していた。今はこのていたらく。変わりありませんじゃないいんだよね、実は。少しずつ 少しずつ坂道を降りていってるんだな。

もう慣れたと思っているんだけど、お風呂でお尻を洗ってやっている時が一番切ない。