大ばばと小ばばのダブル介護と主夫日記

70年代に15から25を過ごしたリタイアおじさんの要介護の母と妻ダブル介護生活

診察

昨日は小ばばが手術してもらった2番目に入院した病院に経過観察のための検査と診断でした。執刀医の先生は息子と同じ名前で彼女も入院当時は面白がっていたのですが、今はすっかり忘れてしまい、そこに入院したことさえ覚えていませんでした。

エコー撮ってもらい、詳細はまだですがとりあえずは数値の改善もあり異常無しで良かったでした。

長く入院したけど外来は初めてでいろいろと面食らいました。受付は機械でやり、その時にページャーが受付機から出てきてそれを持って院内の好きなところで待ちます。呼び出しを受けて診察室に行くと言うなかなかの優れものでした。院内スタバでお茶してから診てもらいました。

唯一の心配はトイレだったのですが、全く行かずに済んでほっとしました。

朝のアレクサの占いでは私の星座は一番の良い運勢と聞いてましたので当たりだなとその時は思いました。

で、帰宅するや否やトイレに行きたがりその場でオムツを汚すことなく用が足せました。彼女にとっても私にとっても処理がスムーズで、これが本当のウンの良さだと最後のオチにひとり爆笑しました😜

お出かけ

非常に天気が良くてポカポカして風も弱かったので思い切って、大小ばば2人を車に乗せて智光山公園に出かけました。

午前に大ばばの方は訪問医の先生の定期診察がありましたのでその終わりを待つ間におむすびや卵焼きなどを準備してました。車椅子も積み込んで出発。

足元のおぼつかない2人を連れていくのはなかなか冒険でしたが、大ばばを車椅子に小ばばは歩かせて、2分咲きから5分咲きの桜やコブシ、スイセン、パンジーなどきれいでした。

さてお弁当食べようと自販機に行くと販売中止!ガーン。大失敗。水分無しでしたが、ネーブルオレンジで喉を潤し、なんとか美味しく食べて散策。途中で車椅子の乗り手を交代しつつ、押し手はもちろんひとりでお散歩。

楽しく春を堪能しました。

また行こう。

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Equilibrium or steady-state

学部4年生の頃の卒論のときよく使ったことば。

transient stateからsteady stateへ。そこでは入出力がequilibrium。

ということで、なんとなくではあるが、「こういうものか」という感じが見えつつあるのでしょう。

小ばば退院以来、私の体重は2キロ減のままですが、ルーチンが回せるようになってきました。過度な干渉を避け、また過度な期待もしないのが正解のようです。

デイケアと在宅と非常時のショートステイの組み合わせのドライブ感www。朝から晩までの流れの定常化。

ここで問題として、何もしていない時間に何をすべきかがあります。自分はPCの前や楽器を触ったりしていた時間ですが、彼女は何もできないでただテレビを見るか寝るかですので。ここのところを解決する方法を考えねばなりません。もちろん放置のままで平和なので敢えて何もさせないのでもいいのですけど。どうも気になります。

今週は2番めに入院した病院で検診があります。遠いので往復と検査・診察でかなり時間がかかりそうです。病院に多目的トイレはあるでしょうか。それだけが心配です。この検診の後は往診のお医者さんにお願いするつもりです。

大ばばの方は、週に1回ヘルパーさんにお風呂の介助をお願いしました。ひとりでちゃんと風呂には入れるのですけど、なかなか腰が上がらないので動機づけのためにお願いしました。さて第1回の風呂介助はうまくいくでしょうか。。。。

となると、表題は違ってますね。定常状態とは言えないや、まだまだ。

朝まで寝れたよ

昨夜、「トイレはほぼ自分で行けるよね。僕を起こさずに行けたらそうしてね。」とダメ元で話しておきました。で、目が覚めたら6時でした。そう!私を起こさずにひとりで解決していたのでした。パンツが十分に上がっていないとか布団がぐしゃぐしゃになっているとか問題はありますが、とりあえず言ったことを覚えていて、自己解決したのでした。

ということで私の今朝の寝起きはすっきり!その後も小用はひとりでイケてるようです。あまりこちらが怖がらずに完璧を求めずにやらせてみるのもいいのかもしれません。

ですが、問題は大きい方です。便秘状態が継続しているのでいつ爆発するか気が気でありません。できればデイに行ってるときにそうなってくれればなwww。そろそろ強い下剤を飲ませるようですかね。

で、お彼岸に入りました。中日の春分の日は雨模様とのことで、今日墓参りに大ばば、小ばばを連れて行きました。とにかく大ばばのでかけるのに時間のかかること。意味不明のものを持って行こうとしたり(マスクの束とかノートとか)してね。それをいらない!早くせえ!とこちらが苛つくもので余計時間がかかります。小ばばはおとなしく待っておりました。

さらに、ふたりとも半年以上髪を切っていなかったので、近所の美容院にお願いして二人同時にカットしてもらいました。妻の方はカラーもいれてもらうことにしました。この美容院は大ばばが通っていたところで優しい親子で気心も知れていましたので預かってもらえました。

やはりきれいになると嬉しいのかふたりとも上機嫌でした。店の人には脳梗塞が軽く済んでよかったわね、と言われて、軽くはないんだけどそう見えるのかなと思いました。迎えに行くと楽しくやらせてもらいました、とのことで何をしゃべったのかわからないけど、和気あいあいとやれたようでした。

さて今夜も起こされないで済むかな?

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バースデー

 

この気分は何でしょうね。

誕生日だということで事前にバースデーケーキを予約したり、買い物リストにいつもと違うものを加えてやらない料理作ってみたり。

今までそんなに真剣にやったことないのにね。これは何?哀れみ?贖罪?

でもまあ、美味しく食べられて本人も喜んでましたので結果オーライ。

 

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大ばばは風呂嫌い。二階にある風呂まで一階から上がってくるのがつらいようで。

そこで、お風呂ヘルパーを依頼しました。本人には内緒で。また拒否るでしょうけど、風呂に入るきっかけになればいいかと。

 

小ばばの寝室を一階から二階に移動し、介護ベッドを導入。キッチン・ダイニング、風呂は二階にあり、トイレもある。私の三階の部屋からもより近い。ということでばたばたと引っ越し。日当たりもよくなかなかよい。この引越のために、長く使ったソファ、私のAVラックとその中にあったアナログオーディオ・ビデオ機器、それに彼女のベッド全て廃棄。とんでもない高額の廃棄費用を取られた。業者選択に失敗かな。でもすっきり。

 

昨夜は3回起こされた。今夜はどうかなあ。眠らせてくれ。

 

 

ショートステイ

今週は後半からいろいろ忙しく4連続でうちを空けねばならず、退院後初のショートステイをお願いしました。4泊5日。

お陰で少し大ばばの騒ぎはありましたが落ち着いて用事を済ませることができました。

本日迎えに行きますと、すごく嬉しそうに喜んでました。

本人の言うにはご飯食べて寝ておやつ食べて寝ての繰り返しだったとのことで。普段のデイケアは結構スパルタのリハビリやってくれてるので落差があります。

ちょっと可哀想だけど、こちらはずいぶん捗りまた安まりました。また、イベントの時には使わせてもらうことになりそうです。

訪問看護

妻をショートにお願いして少しはゆっくりできるかなと思ってました。つい軽口で母にあなたもショートステイ行ってくれたらずいぶん楽だよと話しました。

そうしたらしばらくして「苦しい目が回るもう死ぬ」と騒ぎ出しました。起き上がれないくらい苦しんでいましたのでこちらも慌ててお世話になっている訪問看護ステーションに電話しました。看護師さんが来てくださり、バイタル測定やら心音聞いたり酸素濃度も測ってくれました。結果、極めて正常でした。

看護師さんが優しくお話して下さり聞いてくださりやっと落ち着きました。昔から過呼吸気味なところがあり精神的に追い詰められたのでしょうか、私の軽口で。世話が焼けます。訪問看護はほんとにありがたく思います。

今朝も少しゆっくり寝れるなと思っていたら早朝に呼び出しのベル。妻の呼び出しとメロディが違うのですが、とにかく階段を駆け下りました。本人は逆にびっくりして、シャッターを開けようとボタンを押しただけだと言うのです。リモコンの違いが最近混乱して、TV、エアコン、シャッター、電灯、呼び出し といろいろのリモコンが区別できなくなってきております。いわゆる見当識障害の現れです。最近のボケ具合はだんだんひどくなってきました。これからは大ばばも目が離せなさそうです。

とは言え、連日私は外出する用事があり四連続で留守にしますので、なんとか食事は三食作り置きしてでかけるしかありません。食事を作り置きしておいてもそのことを忘れるので、食事時間には必ず電話して食べるように促す必要があります。デイサービス拒否なもので、見守りのヘルパーさんでも頼まないといけないかもしれないなと思っています。

いやはや厳しい日々が続いていきます。